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聞こえに障がいを持つ人は、社会や家庭生活上様々な不便やハンディキャップを持っていますが、特に健康や生命に関わることなので、病院など医療機関において聞こえをどのように保証するかということは、大変重要な問題です。
例えば、受付、外来、薬局などでの呼び出しをはじめ、医師、看護師、レントゲン技師など医療スタッフの説明や指示がわからないといった事態が生じて、聴覚障がい者は十分な医療を受けられず、場合によっては、誤診や事故が起こることも考えられます。
とくに、精神医療においては、診療上問診が大変重要な役割を果たしますので、聴覚障がいに伴うコミュニケーションの障がいが大きなマイナス要因となってきます。
そのため、当院では、聴覚障がい者問題を深く理解し、来院された方に合ったコミュニケーション手段で対応できる医療スタッフを養成するなどして、聴覚障がいの人たちが安心して、適切かつ十分な医療が受けられるよう、聴覚障がい者外来を開設しています。 |
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| 1993年4月の開設以来10年以上が経過しましたが、取り組みの中でこの外来の必要性は再確認し続けてきました。全国的に見れば、現在も聴覚障がい者の受療権(適切な医療を円滑に受ける権利)はまだまだ確立されていませんので、今後も外来運営を充実させていくと共に聴覚障がい者をめぐる医療上の課題等を関係機関や関係者に発信し続けていきたいと考えています。 |
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